自動車は耐久消費財であり、どうしても使用による経年劣化は避けられません。安全に運転するためには定期的なメンテナンスや不具合箇所の修繕が必要です。とくに、年数が経過した車の修繕に掛かる費用は高くなることがあります。急な出費で対処できないとなると、不具合を放置することになるため非常に危険です。予め、費用を知っておけば、対処できるでしょう。修理と一口に言っても様々な方法があります。ボディが損傷した場合の板金塗装、エンジン回りや電装品が故障した場合の交換、消耗部品の交換など、個別に故障部位の交換費用や修繕費が異なります。修繕費は明確な指数がないため、依頼する店舗によって費用が異なるのが現実です。ここからは、修理方法や費用の相場について説明します。

エンジンや電装部品の修理に掛かる費用

エンジンルームに搭載されている構成部品にはエンジンにまつわる部品と電気系統の部品とがあります。これらの構成部品は車の走行および走行中に電力供給を行う部品等があります。メーカーは一定年数部品の保管をしており、業者からの部供給に対応しています。また、生産開始から年数が経過すると、リビルド部品としてリサイクル市場で流通する再生品があります。リビルド部品の使用は部品単価が半分以下となることが多く、修繕費用の圧縮が可能です。部品単価以外の費用で大きいのが工賃です。工賃は、業界内である程度相場が設定されており、修繕に掛かる時間や手間などを考慮して交換する部品ごとに費用設定がされています。修繕に出す前に見積もりを取って、あらかじめ費用を把握しておくと良いでしょう。

ボディやバンパーの板金塗装に掛かる費用

ボディやバンパー等に損傷が及んだ場合、板金塗装が必要となります。板金塗装の場合、フェンダーやドア、バンパー、ヘッドライトやコンビネーションランプの交換が必要であれば、部品単価と交換工賃、塗装費用が掛かるでしょう。損傷の範囲によって変わってきますが、板金塗装に関しては明確な決まりがなく、業者によって異なるケースが多いです。名刺大までの範囲で凹みが少ないキズであれば、10,000円以下でクイック修繕が可能で、ディーラー等でも受けています。部品交換する場合に新品を使うか、リビルド部品を使うかによっても価格が異なります。部品交換はせずに板金で凹んだ部分を起こし、パテを入れて再生した後塗装をするのであれば、さらに費用が少なく済みますが、板金工が少なくなっていることから交換されるケースが多いでしょう。この場合、交換部品単価に加えて工賃が請求されることとなります。